もうカエル

先日、北九州市にある「いのちのたび博物館」に行ってきました。
夏休み特別企画である「世界の両生類・爬虫類展」。たまたま出かけたのにすごいのに出くわした感じです。
僕のダーツの羽根(フライト)には、カエルの絵が描いてあります。そのジャンプ力に肖りたく、またそのシルエットの
美しさのように投げたいとの思いから愛用しています。

そもそもなんでカエルなのとよく聞かれますが、爬虫類と違って皮膚に角質層(鱗)がなく、柔らかな皮膚はうっすらとした
湿り気で美しさを増し、大きな瞳は2億数千万年前からこの世界を見てきました。筋肉の筋といい、脚線美といい、
機能性と実用性を兼ねたその姿は芸術的で、矢毒カエルに至ってはその毒性からか、毒々しい鮮やかな色を纏っています。
図鑑でしか見たことのなかったその姿を、実際に目にすることが出来るということで、すっかり興奮した私は長い時間
その展示スペースから出られませんでした。
猫目のカエルや、雑巾のようなカエル、日本一美しいカエル等々。
幼少期は尾を使って水の中を泳ぎ、変態して陸上生物となる。舌を伸ばして捕食し、水かきをもって水中を進む。
求愛には歌を唄い、暑さ寒さには土に籠る。昔は家の周りにもたくさんいて、悪戯もしたものです。
残念なことにカメラを忘れていて、撮影OKとかいてあったのを見て、涙したものでした。
絶滅も危惧される種もあるようですから、機会があればぜひ気持ち悪がらずに観察してみて下さい。
同行した嫁も子供もすっかりはまって、家がグッズで埋まりつつあります。(喜)

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